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113番元素「ニホニウム」とは?発見された実験方法やその可能性を簡単に説明!

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STAP細胞で一躍有名になった理化学研究所ですが、そのSTAP細胞の陰では今でもいろいろな実験を行っています。

今回はなんと日本で初めて元素記号に日本の名前がつくことになりました。

その元素番号は113番「ニホニウム」。

私たち一般人にはこの113番元素が何なのかもわかりません。

そこで、この113番元素「ニホニウム」とは何なのか。

そしてこの「ニホニウム」が発見された実験方法やその可能性を、簡単に説明したいと思います。

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 113番元素「ニホニウム」が発見された実験方法

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亜鉛(Zn原子番号30、陽子数30個)の原子核とビスマス(Bi 原子番号83、陽子数83個)の原子核を衝突させ、融合させれば30+83 = 113番元素が出来上がります。

引用:http://goo.gl/27ktI0

簡単に言うと亜鉛とビスマスをぶつけて、衝突した時にできるのが、113番元素「ニホニウム」です。

しかし、亜鉛とビスマスの原子核の大きさが1兆分の1cmと小さいので、全然ぶつからないんです。

そこで、大量の亜鉛とビスマスを放出させて偶然にぶつかる可能性を高めて実験がスタートしました。

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出典:http://goo.gl/dzlo11

2003年9月に実験がスタートし最初の「ニホニウム」が発見されたのが2004年7月。

約10か月かかってやっと1個の「ニホニウム」が発見されました。

非常に気の長い話ですね。

翌年2005年4月2日に2つ目を確認。

そして2012年8月12日、とうとう3つ目を観測。

4個のα粒子を放出してドブニウムになった後も核分裂せず、さらに2個のα粒子を放出したのです。

その上4, 5, 6個目のα粒子のエネルギーはそれぞれボーリウム266、ドブニウム262(Db 原子番号105、中性子数157), そしてローレンシウム258(Lr 原子番号103、中性子数155)が出す既知のα粒子のエネルギーと同じだったのです。

もう疑う余地はありません。113番元素の合成に間違いなく成功したのです。

引用:http://goo.gl/27ktI0 

上記の現象が起きたことで、113番元素の合成に成功したと立証できたそうです。

 

113番元素「ニホニウム」の今後の可能性は?

今回発見された113番元素は10年近い年月をかけ、困難な中3原子を合成・発見しました。

また寿命も約1000分の2秒とみじかく、瞬く間にほかの元素へと壊変してゆきます。

引用:http://goo.gl/j2xaR9

113番元素「ニホニウム」は今の所私たちの生活に直接関わることはないそうですが、今後の研究によっては、より高度なものへの開発や、私たちの生活がより便利になっていくと思います。

そして現在理化学研究所では、119番、120番元素の発見に挑戦しているそうです。

 

まとめ

簡単に言うと亜鉛とビスマスをぶつけて、衝突した時にできるのが、113番元素「ニホニウム」です。

「ニホニウム」は非常に小さく脆く、すぐに壊れてしまうため、現在、私たちの生活に直接関わることはありません。

理化学研究所では現在119番、120番元素の発見に着手している最中だそうです。