先日、春のセンバツ高校野球2016(第88回選抜高等学校野球大会)の出場高校が全て発表されました。
3年生がいない今、1年生と2年生たちで構成された高校球児たちはいったいどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。
そこでちょっと気になる奈良県の智辯学園高校の情報を確認していきたいと思います。
智辯学園高校は春のセンバツ出場は2年振り10回目の出場になりますが、まだ優勝はしたことがなく、最高の成績でベスト4ですが、いったいどんな高校なんでしょうか。
ここでは智辯学園高校の奈良県での偏差値や順位や、選抜にまで出場させた監督っていったいどんな監督なのか。
最後にこの智辯学園高校からドラフト1位で巨人へ移籍した岡本和真選手を紹介したいと思います。
出典:智辯学園中学校・高等学校
智辯学園高校の奈良県での偏差値は?
- 偏差値:65
- 私立/公立:私立
- 共学/別学:共学
- 学科:編入
- 創立:51年
- ほぼ合格偏差値:68以上
- 見込みアリ偏差値:62以上
- ランク:A
智辯学園高校は中高一貫校で、1コマの授業時間は70分の6時限の授業が行われるそうです。朝起きて夜寝るまで勉強勉強の進学校です。
それが分かるのが部活の数です。中学校では普通の中学校と変わらず、文化クラブで吹奏楽部、理科部、郷土史研究部、写真部、放送部。
体育クラブでは野球部、サッカー部、テニス部、剣道部などがあり、それなりに部活動にも力を入れているようですが、高校へ行くと、なんと硬式野球部と陸上部の2つに限定されてしまい、スポーツコースの生徒のみが参加できることになっています。
厳しい高校のようですね。
智弁学園高校の野球部の監督は?
小坂将商監督
- 出身地:奈良県
- 生年月日:1977年7月23日(38歳)
- 投球・打席:右投右打
- ポジション:外野手
選手歴
- 智辯学園高等学校
- 法政大学
- 松下電器
監督歴
- 智辯学園(2006〜)
2005年12月に前監督だった上村恭生監督が亡くなったため、翌年の4月から野球部監督へ正式に就任しました。
小坂監督は今回の選抜高校野球への出場に対して「選ばれるか不安はあったが、ほっとした。うれしい。野球が下手でもいいからガッツのあるリーダー、ファイターが出てくればチームは変わる。一つでも多く試合ができるよう一戦一戦頑張りたい。」と多少不安はあるものの、その喜びをコメントに残していました。
2006年から監督に就任して10年目の節目となる今年は、どんな戦いが見られるか楽しみですね。
巨人の岡本和真選手も智弁学園の出身
- 出身地:奈良県五條市
- 生年月日:1996年6月30日(19歳)
- 身長・体重 183 cm・95 kg
選手情報
- 投球・打席:右投右打
- ポジション・三塁手・一塁手
- プロ入り・2014年 ドラフト1位
- 初出場・2015年8月28日
- 年俸・1,400万円(2016年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
- 智弁学園高等学校
- 読売ジャイアンツ(2015 ~)
巨人の岡本和真選手は小坂将商監督の教え子なんです。中学生の時には、全日本で4番を任せられていていて、高校時代には通算73本のホームランを打ち、選抜高校野球でも1試合に2本のホームランを打ちました。そんな逸材を巨人がほっとくわけありませんよね。
巨人はドラフト1位で彼を指名し、見事交渉権を獲得し、翌年巨人入りが決まりました。
小坂将商監督が言うには、4番を任せられていた岡本和真選手は、後輩の面倒見がよく、どちらかというと、後輩に甘い性格らしいです。
巨人での昨年2015年の成績は、17試合に出場し、通算31打席の打率は2.14と、いまいちな年でしたが、50メートル走は6.8秒、遠投は100メートルと、プロ野球選手しては恵まれた体形をしているので、これからに期待したいと思います。
まとめ
智辯学園高校の奈良県での偏差値は65でした。かなりの進学校ですね。
野球部の監督は小坂将商監督で、現巨人の岡本和真選手が教え子でもあります。