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SONOTA.NET.BLOG

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広瀬すず主演ちはやふる実写映画化!百人一首かるたのルールとテクニック

映画
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広瀬すずさんの初主演映画「ちはやふる」の公開が2016年3月に「上の句」、4月で「下の句」の二部作連続公開が決まり、百人一首の人気が少しずつですがでてきましたね。たまにテレビで百人一首の試合をしている様子を見ていると、お正月に家族でかるたを楽しむ時よりもかなりハードに札の取り合いをしていますが、みなさんは公式のルールはご存知でしょうか。しっかりしたルールを学んでから映画「ちはやふる」を見ると他の方とは少し違った目線で映画を楽しめるかもしれません。

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出典:東宝WEB SITE

絵の札と文字の札、どちらを並べるの?

なにも知らない人のイメージからすると、なんとなく絵の描かれている札を並べるイメージがありますが、実際はは文字だけ書かれている札を並べて取り合う競技です。

そして短歌なので、5・7・5・7・7、このうち「5・7・5」を上の句(かみのく)、「7・7」を下の句(しものく)と言います。百人一首というぐらいなので、100人分の読み札があります。読み手はこれらの読み札を無作為に読んでいきます。このとき、作者(詠み人)は言いません。

http://pedier.com/zatsugaku/hyakuninissyu.html

読み手は「上の句」から読み、競技者(取る方)が取る札には「下の句」が書かれており、「上の句」が読まれた瞬間に「下の句」を思い出して取るという競技です。

 

競技かるたのルール1 並べ方

まず100枚の札を裏向けにしてよくかき混ぜ、そこから25枚ずつを取ります。
それがあなたの持ち札となります。残り50枚は使用しません。

 

◎競技かるたの個人戦は1人対1人でプレーします

 

持ち札25枚を上中下段に自分のほうを向けて自由に並べます。この自分が並べる範囲内を「自陣」、相手のほうを「敵陣」といいます。

 

並べおわったら暗記時間です。(15分間)50枚の場所をしっかり覚えましょう。13分たったら、素振りをしながら覚えてかまいません。

 

15 分たつといよいよ競技開始です。まず相手に、次に読み手にしっかりと礼をしましょう。

HOW TO PLAY かるた

競技かるたは全ての札を使うんではないんですね。そして驚いたのがちゃんと覚える時間があるという事。家でかるたをやる時は並べたらすぐスタートというイメージが強いですよね。競技としてのかるたをよりスピーディーに進行させるためと、迫力を出すためだと感じました。

 

競技かるたのルール2 競技中

最初に1枚、百人一首とは関係ない歌注が読まれます。下の句だけがくり返され、1秒おいて、1首めの上の句だけが読まれます。

 

読まれた札(=読まれた歌の下の句が書いてある札)が場にあれば先にその札に触れた方の取りになります。

 

自陣の札を取ったときはそのままですが、敵陣の札を取ったときは、自陣の札から任意に一枚相手に送ることが出来ます。

 

直接さわらず、2〜3枚横から札を払った場合でも読まれた札が完全に競技線から出れば取りになります。この場合、読まれてない札に触っていますが、おてつきにはなりません。

 

自陣の札を取ったときはそのままですが、敵陣の札を取ったときは、自陣の札から任意に一枚相手に送ることが出来ます。

 

送られた方は、自陣の好きな所へその札を並べます。送り札は相手の方へ向けてていねいに送りましょう。

 

飛ばした札の整理が終わるのを待って、次の歌がよまれます。このとき、読み手は1首めの下の句を読み、一秒間おいて、2首めの上の句だけを読みます。このようにしてゲームは進み、先に自陣の札がなくなった方が勝ちになり、その時点でゲームは終了します。終了時も、開始時のように相手と読み手にしっかり礼をしましょう。

HOW TO PLAY かるた2

ちょっと読みながら不思議に思った方もいると思いますが、そうなんです。札を多く取った方が勝ちというルールではなく、自分の札が早く無くなった方が勝ちなんです。だから相手の札を取った時には自分の札を相手の場に置くんですね。どういう結果が出たら勝つのかが、ご家庭でのかるたとの違いになってくるんですね。

 

畳に並ばない札は「空札(からふだ)」を取らせるテクニック

読み手は100枚を読むので、自分にも相手にもない札が読まれることがあります。これを使って、相手のお手つきを誘うのも戦法のひとつ。お手つき(ミスして違う札を取るなど)の場合は、お手つきをした相手に自分の札の中から1枚を相手の取り札にさせることができます。

なるほど〜上級者になってくるとこういうテクニックが頻繁に見れそうですね。取ろうとして取らない。相手はヤバいと思って取りに行った結果おてつき。瞬間的な早さもそうですが、頭の回転も良くないとできません。映画ではこのあたりの緊迫したシーンが見れそうですね。

 

暗記力と集中力から繰り出される瞬発力が札を多く取るテクニック

百人一首には「決まり字」があります。決まり字とは、短歌の何文字目かで取り札がわかる文字のこと。1文字から6文字まであります。

例えば、「む」。

読み手が「む・・・」と言ったら即座に

この「きりたちのほるあきのゆふくれ」を取ります。

なぜか、というと、「む」から始まる短歌は、コレしかないからです。

「むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのほる あきのゆふくれ」

 

1文字決まりの場合は自分か相手の取り札にあればすぐに手を伸ばせばいいのですが、2文字以上の場合はすでに読まれたものなのか、空札ではないのか、に気をつけないとお手つきになる可能性が高いです。

ネタペディア

なるほど、こうやって全てのパターンを覚えいくんですね。これは相当の集中力と札のパターンを覚える記憶力もそうですが、競技が始まる前の15分間でどれだけ覚えられるかという記憶力も必要になってくるという事ですね。正直競技かるたを甘く見ていました。 

 

おてつき

読まれた札がない陣の札に触ってしまったとき、それが「おてつき」となります。一方、読まれた札がある陣であれば、それ以外の札にどんなに触れてもおてつきにはなりません。(このルールがあるため、札をまとめて払い飛ばしてもOKなのです)

 

調べれば調べる程奥が深い、もの凄い頭を使い、しかも瞬発的な判断力や動きが必要になってくる、もうここまでくると普通にスポーツ競技ですね。これは映画公開に伴い、競技かるたの人口が増える事は間違いないと思います。百人一首は、小学校の授業でも取り扱いますし、実際そこからどんどん競技かるたにはまって行く子どもも沢山います。これからは大人たちの競技人口も増えそうですね。