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ガソリン税の推移や内訳と消費税の使い道!世界の価格は?

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ガソリン価格がどんどん下がっていますね。どこまで続くのかはわかりませんが、そろそろ下火のような気もします。

それはガソリンにもちゃんと税金がかかっているので、それ以下には絶対にならないのと、ガソリンスタンド経営もちゃんと利益を出さないと、社員の給料や維持費などが捻出できなくなってしまうからです。

そこで、私たちがいつも車に入れているレギュラーガソリンにかかっているガソリン税の推移や内訳と、それにかかる消費税の使い道をまとめてみました。

最後には世界のガソリン価格を見てみたいと思います。

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出典:10daysモニター体験記

レギュラーガソリンの内訳

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出典:ガソリン価格に含まれる税金

上の図が、1リットル108円のガソリン価格の内訳になります。最初に説明した通り、ガソリン税の53.8円、消費税8円、石油税2.54円で税金だけで64.34円も税金を払っていることになります。

しかも、ガソリン税(本則税率・暫定税率)、石油税に消費税と二重課税になっていると言われています。

消費者が最終的に負担するガソリン税であるが、納税義務者は石油会社となるため、「商品価格を構成するコスト」であるとの認識から、このガソリン税にも消費税が課せられる。

引用:Wikipedia

昔からこれは二重課税だと度々議論されてはいますが、そこまで公になることもなく、現在に至っています。

 

ガソリン税の推移

ガソリン税とは、正式には「揮発油税及び地方揮発油税」をいう。現在1リットル当たり53.8円の税金が課され、そのうち25.1円が暫定税率分。 

引用:Wikipedia

暫定税率って一時期問題になったので、耳にしたことがある方は多いと思います。暫定なのにいつまでも続くのはおかしいと国会でも議論されましたが、結局は2008年5月1日から2018年3月31日までの約10年間の延長方針に決定しました。

2010年3月31日には租税特別措置法が改正され、当分の間は期限を定めずにこの53.8円は維持していこうということが決まりました。

そして改正と同時に3ヶ月連続で1リットルあたり160円を越える場合には、特例税率の適用を停止することも決まりましたが、直後に東日本大震災が起こり、復興財源に充てることを理由にそれはなくなりました。

話しを戻しまして、上記の話しからすると、私たちはガソリンを給油する度に、現在1リットル当たり53.8円の税金を払っています。

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出典:http://www.paj.gr.jp/from_chairman/data/20080417b.pdf

上記の表からも分かるとおり、1974年に暫定税率が取り入られ、1979年で、現行の税率に確定して以来、本則税率が28.7円、暫定上乗せ税率が25.1円の合計53.8円ということになります。

お分かりの通り、ガソリン価格の約半分を払っていることになります。いくらなんでもこれは高過ぎるということで、2007年の暫定税率の期限が切れる際には、この暫定税率撤廃が議論されたんです。

1979年以降は、原油価格が変わっても税金の部分は固定で変わりありません。続いてはその税金を含んだ1リットル108円の内訳を見てみましょう。

 

ガソリン税に含まれる消費税の使い道

5%から8%に引き上げられた消費税の増収分約5兆円は全額、社会保障の財源にする。だが、社会保障の充実に使えるのは1割にとどまる。大半は赤字の穴埋めなどに消え、施策の新たな充実に振り向ける余地は少ない。

引用:産経ニュース

ガソリン税の主な使い道としては、道路の整備や補修、資料館等の建設や維持費、赤字有料道路の損失補填などに使われているのですが、私たちが車に給油したときにかかる消費税は、主に年金や医療などの社会保障の安定化と充実に使われています。

しかもその9割が安定化に使われて、充実を図るうえでの財源はほんの1割程度しかないんです。

 

世界のガソリン価格は?

  • ベネズエラ:1.72円
  • サウジアラビア :26.75円
  • アルジェリア:31.79円
  • カタール:39.79円
  • カザフスタン:42.46円
  • エクアドル:43.68円
  • イラン:44.30円
  • オマーン:46.15円
  • バーレーン:47.00円
  • マレーシア:48.22円
  • ナイジェリア:48.43円
  • ロシア:50.53円
  • ボリビア:58.86円
  • プエルトリコ:58.87円
  • アメリカ:59.73円
  • コロンビア:64.25円
  • インドネシア:68.76円
  • イラク:69.97円
  • 台湾:70.15円
  • アフガニスタン:72.89円
  • パキスタン:76.05円
  • ベトナム:79.61円
  • エチオピア:78.64円
  • ウクライナ:80.72円
  • メキシコ:81.19円
  • カナダ:83.72円
  • シリア:83.73円
  • フィリピン:86.85円
  • 南アフリカ:87.76円
  • チュニジア:87.99円
  • オーストラリア:88.46円
  • エジプト:88.78円
  • タンザニア:92.20円
  • パラグアイ:92.75円
  • タイ:94.34円
  • ペルー:94.78円
  • ガーナ:94.99円
  • モンゴル:95.36円
  • ウズベキスタン:95.46円
  • ジャマイカ:96.52円
  • ケニア:98.92円
  • スリランカ:99.26円
  • 中国:100.60円
  • ネパール:100.74円
  • インド:102.05円
  • ブラジル:103.89円
  • モロッコ:107.19円
  • 日本:107.60円
  • アルゼンチン:107.66円
  • チリ:111.42円
  • コスタリカ:113.17円
  • ポーランド:114.52円
  • ブルガリア:120.77円
  • カメルーン:121.91円
  • 韓国:126.58円
  • チェコ:128.30円
  • ハンガリー:129.54円
  • セネガル:132.38円
  • オーストリア:133.39円
  • ルーマニア:136.33円
  • スペイン:139.61円
  • シンガポール:142.18円
  • ニュージーランド:142.76円
  • クロアチア:143.40円
  • スロバキア:144.82円
  • ウルグアイ:149.65円
  • キューバ:149.95円
  • カンボジア:150.01円
  • ベルギー:151.04円
  • スイス:152.85円
  • アイルランド:154.72円
  • ドイツ:155.73円
  • フランス:159.67円
  • イギリス:164.85円
  • スウェーデン:166.23円
  • アイスランド:167.43円
  • フィンランド:168.04円
  • イスラエル:169.67円
  • ポルトガル:170.58円
  • ギリシャ:171.72円
  • イタリア:177.69円
  • デンマーク:178.34円
  • ノルウェー:184.98円
  • モナコ:186.07円
  • オランダ:192.03円
  • 香港:199.82円
引用:08-Feb-2016 | GlobalPetrolPrices.com

上記は2016年2月8日現在の1リットル当たりの価格を円換算した価格になります。やはり原油産出国はのきなみガソリンの価格が安いですね。

そうでないアジア諸国やヨーロッパは高い水準です。香港はホントにガソリンが高いですね。アメリカもシェールガスの輸出が解禁されたのもあり、かなり安くなってきています。

日本のガソリンスタンドの収益は1リットルあたりだいたい8%くらいと言われています。そうすると10円あればいい方ということですね。

 

ガソリン税にかかる税金が二重課税でない理由

なぜガソリン税が二重課税ではないかという議論は今に始まったことではありません。しかし相変わらずガソリンにはいろんな税金がかかっていますが、実はこの事実、これでいいんです。

これをガソリンで考えるのではなく、商品で考えるといいと思います。例えばあるメーカーから新しい商品が発売されるとします。なんでもいいのですが、とりあえず、新しいテレビが発売されるとしましょう。
メーカーはこのテレビを発売するのに工場を建てると、そこには事業所税や固定資産税がかかります。この税金は当然生産コストを上昇させるので、テレビの価格を上昇っせることにもなります。
メーカーはそういったことも考えながらテレビ1台あたりのコスト削減を試みます。そうして出来上がったテレビ1台あたりに販売される時に消費税がかかるということになります。
このテレビをガソリンに考えると納得できると思います。テレビ1台にもその内訳はありませんが、消費税がかかる前に、事業所税や固定資産税がかかっているんです。

 

まとめ 

  • ガソリン税とは、正式には「揮発油税及び地方揮発油税」をいう。
  • 現在1リットル当たり53.8円の税金が課され、そのうち25.1円が暫定税率分。
  • 1974年に暫定税率が取り入られ、1979年で、現行の税率に確定して以来、合計53.8円という税金を私たちは払っている。
  • 消費税のうち、9割が社会保障の安定化に使われて、充実を図るうえでの財源はほんの1割程度しか使われていない。

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